氷河期男の咆哮

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太陽を仰ぐ130万本のひまわり 南光ひまわり畑の楽しみ方2016

 夏の植物の代表ツートップと言えばヒマワリと朝顔。小学生の頃、自分の家に持ち帰って成長記録をつけた思い出がある人も多いでしょう。そんな夏の風物詩ですが、コンクリートジャングルに覆われた都会暮らしをしていると、目にすることもなくなりました。最近いつ会いましたか?子供の頃のあの夏の気分を思い出してみたいと思いませんか?今回は日本でも最大級の規模を誇る南光ひまわり畑に行ってきたので、紹介をかねてレポートします。

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 南光ひまわり畑って?

 南光ひまわり畑は兵庫県佐用郡にあります。旧耕田を利用した広大な土地に計130万のひまわりを栽培し、毎年観光客を集めています。

 2016年は7/16-7/31の期間中は「南光ひまわり祭り」を開催し、期間中、物産品の販売や花火、など各種イベントが行われています。このお祭りの期間は約2週間ですが、その期間外も各地区で開花時期ををズラして栽培しているため8月上旬までが見頃のようです。

佐用町南光ひまわり畑 (兵庫県佐用郡佐用町林崎839 南光スポーツ公園周辺) - ひまわり畑ネット

 僕が行ったのは7/23で写真の通り、青い空に映えるひまわり群をしっかり堪能できました。しかし、当地の人によると今年は梅雨の長雨の影響で少々育ちが悪かったそうです。隣を歩いていたおじさんも「去年はもっと凄かった」とおっしゃっていたので、これでもマックスではないようです。

 お祭り期間中だったので「ひまわり迷路」というイベントがあって、ひまわり畑の中に入ることができました。

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 下から見上げるヒマワリの壮麗さは圧巻。写真を撮りまくってしまいたくなること請け合いです。入場料200円とは思えないほどのコスパです。夏の青空、山の稜線、燦々と照りつける陽光、流れる汗。景色を楽しむという行為の素晴らしさを思い出すと同時に、少年時代に返ったような心地になります。

 ひとしきりヒマワリを堪能した後は、しっかりとラムネジュースとかき氷屋さんが用意されてますので、そこで涼を取ることができます。一日のほとんどをクーラーの効いた部屋で過ごしていると忘れてしまいますが、炎天下で味わえる爽快感。価格も良心的なお値段です。

観光の注意点

 さてここからは少々実務的なお話を。まずアクセスですが車で行く人が多いでしょう。近くまで高速が通っていますが、途中から片側一車線の一本道になります。したがって混雑すると渋滞は免れません。近くまできているのに2時間かかるという話もネットで拝見しました。

 僕が行ったのは土曜日だったので、混雑を避けるため午前中に着くように出発しましたが、特に渋滞には巻き込まれなかったです。ただ、帰りはかなり車が詰まっていたようなので、午前中に行った方がなにかと良いかと思います。

 トイレが少ないので女性の方は早めに済ませておかれた方がベストでしょう。午前中でもかなりの列ができていましたので。駐車場も500円で用意されていますが、おそらくこれも時間が遅いと満車になって待たされる可能性大です。

 ベビーカーは問題なく入れます。さすがにヒマワリ畑に降りていくことはできませんが、抱っこして行くという苦行は回避できます。思い切り日差しを浴びるので、赤ちゃんの水分補給と日焼け対策は抜かりなく。僕のところはえらい足の甲が日焼けしてしまいました。

 最後に、物産展で試食販売していたスウィートコーンはめちゃくちゃ美味しかったです。生でとうもろこしを食べたのは生涯初でしたが、プチっとした食感と口に広がる甘味も初めてのものでした。思わず買って帰ってしまいました。以上、旅のお役に立てば幸いです!

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