氷河期男の咆哮

ロストジェネレーションサラリーマンがお送りする育児、書評、時事情報です。

【せどり】最初の動機は月3万円の副収入を求めて~

いつの間にやらどっぷり漬かりこんでしまったせどり界隈。元々のきっかけは「あと3万円でいいから副収入があったらなぁ」というぼんやりした願望からでした。

 

吹けば飛ぶような零細企業の勤め人。ゴリゴリの子育て世帯。年齢も40歳を迎え、遅まきながら「リスクヘッジしないとヤバくね?」と思ったからです。

 

無理利くの40代までですからね。開花するかどうかはともかく、種を撒いとかなきゃ10年後「死」だなと思いまして。

 

それからゴニョゴニョ動き始めて数か月後にせどりにたどり着き、今に至る感じ(現在も模索中ではある)です。

 

ゴニョゴニョ動いて結局やらない人も多いと思います。僕もまあまま「そっち系」。なので、このゴニョゴニョのくだりを少し書いておきます。今ゴニョってる人の参考になればコレ幸い。

せどり

第一段階 リサーチ期

とにもかくにも3万を毎月得るには働くか投資するか泥棒するか、決めなければなりません。なかでも最もリスクが低いのがいうまでもなく労働。働いてるのにまだ働くのイヤ。だけど労働。投資は余裕がある人が、泥棒は余裕がなさすぎる人がやる認識なので一択です。

 

では、次に何をするか?日中は仕事。夜にコンビニや飲食店でバイトはやる体力も気力もない。休日の土日を潰したらなんのために家族と居るのか意味が解らない。ということでこちらも、在宅ワーク一択だなということに。

 

そこで行き当たったのが、在宅ワークの大家「クラウドワークス」と「ランサーズ」でした。

第二段階 奴隷期

ボクは20代の頃から文章を読むのも書くのも好きでした。リサーチの結果「クラウドワークス」と「ランサーズ」はそういう案件がたくさんあることを知りました。

 

そこからライター業に繋げた人も多いるみたいで、「おっ、なかなか夢のあるバイトやん」と、その道を目指してみるかということで取り組んでみました。

 

当然のごとく現実は厳しい。少しでもやったことがある人ならわかるでしょうが、単価が奴隷レベルに安い。1文字1円ももらえないのに、めっちゃダメ出ししてくる。納期バリ厳しい。

 

それでも「修業とはこういうものだ。途中で投げ出すのはカッコ悪い」という一心でしばらくは求められる文章を書き倒しました。クラウドワークスのライター講座的なものにも通い大学受験を控えた高校生のようにテクニックを学びもしました。

 

しかし、カッコ悪く放り投げだしました。やってることがあまりにもつまらないし、渾身の寄稿が1日50,000PVとか叩き出してもなんの達成感もありません。担当者が喜んで次回のハードルが上がるのみ。賃上げ要求も一蹴です。

 

SEOに特化した「しょーもなまとめサイト」はごく近い未来、一気に廃れると思い、将来性をまったく感じなかったのも投げ出した理由です。数年経った今、現実のものとなったんじゃないでしょうか。

 

わかりやすい説明や紹介サイトをひたすら寄稿するライターさんを否定する気はありません。実際にお会いしたこともあります。主婦業の隙間時間で頑張ってるめっちゃいい人でした。

 

単純にボクにはその仕事を高いレベルでこなす能力がなかっただけです。納期に追われ満足感は得られず、イライラが募り「こりゃ家族に迷惑かけるわ」ということで次です。

 

(ちなみにこの時期の収益は月2万程度だったと思います)

第三段階 ブログでもいけんちゃうん?期

そんな物書き奴隷をやってる折、いろんなサイトを見る機会がありました。今や天上界に上られたヒトデさんや、色んなブログを見てみるとアドセンスで月3万ぐらいなら頑張ればいけるっしょという結論に達しました。

 

奴隷解放宣言をし、無給ライターからやり直しです。しかし、この目論見は電光石火でとん挫しました。頼みのアドセンスがまったく審査通過できないんだもの。。。

 

直しても直しても審査落ち。まず、どこが悪いかもわからないので修正のしようがない。フォーラムで質問するもめっさ高圧的に返してくるのでふてくされてやる気失くす。コミュ障の面目躍如です。

 

そのなれの果てがこのブログです。モチベーションは以後、回復することなくブログの継続も終了。副収入もどうでもよくなってしまいましたとさ。自分で書いてても無能すぎるw

 

その後、長期間おいて申請したらなぜかアドセンスは通過しましたが、その理由がいまだわかりません。そしてそのアドセンスは計ったかのように「1円」という不労収入をボクにもたらし続けてくれています。

最終形態 せどらー

ではなぜ現在せどりをしているのかというと、理由はものすごく単純です。給料が激減したからです。ケツに火が着いた人間の力はキン肉マンを見ればわかるとおり。普段の自分ではありえない力が湧いてくるものです。

 

追い込まれるまでやらんからおめーはダメなんだという話はひとまずさておきましょう。行動した者は幸運を得る機会を得ます。それは偶然の出会いによるものでした。性懲りもなく「副業 3万」とか打って情報の海を泳いでいて辿りついたのが「中古本せどり」。

 

今や中古本せどり職人としても名高い「よこさん」のブログ三方よしで行こう!を食い入るように読みました。細かい数字とかやりかたも書いてあって「これならボクでもできるかもしれない」と。

 

せどりの存在は知ってましたが、偏見で「なんか家電とかお宝とかムズすぎ」とメンタルブロックしてたので、こういうものとは思いもよらずで。直接よこさんに連絡を取ったところ、幸運なことに無料コンサルして頂く機会(現在は無理かと思います)まで得て、ボクのせどり生活はスタートしました。

 

 

ということで、紆余曲折あって現在に続いています。正直言ってボクが独身なら時の流れに身を任せ、副業なんて考えることもなかったです。家族とたくさん居たいし、お金も欲しい。その一点のみで副業を続けています。

 

尻に火が着く前にやっていたらという思いもありますが、動いただけマシとも思ってます。最たる例でいえば、もう少しスタートが遅ければAmazonの初心者アカウント殺しで死んでたかもしれないし。

 

「幸運は準備している人の元にしか転がりこんでこない」といいますので、結果的には下手な鉄砲を数撃っといてよかったです。

 

ボクのように行動が遅い人も多いと思いますが、副収入が欲しければ自分の許容できるリスクはしっかり把握して、失敗覚悟でいろんなことにチャレンジしてみることをお勧めします(^^)

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