氷河期男の咆哮

ロストジェネレーションサラリーマンがお送りする育児、書評、時事情報です。

【中古本せどり日記】こんにちはサヨナラこれいくら?

中古本せどりを開始して1ヶ月半ほどになりました。ドラクエでいうところの「ホイミとギラ」覚えたぐらい、ウイイレでいうと「ちょっとした点取り屋」をゲットしたぐらいのレベルでしょうか。

ゲームとしてはいちばんモチベーション上がる時期ですね。ということで、本記事は月額20万も30万も100万も稼がれる中上級せどらーさんにはケツの毛ほどの役にも立ちません。「ぷ、調子こいちゃって」と嬉しがりぶりを嘲笑してもらう分には丁度いいじゃないかと思われます。

ただ、私と同様に「舟を漕ぎだしたばかりの方」「船を建造中の方」「大海を遠くから眺めている方」にとっては、実利を提供するとはいわないまでも参考程度にはして頂けると思います。なんせ私も先人たちの知恵を借りて(パクッて)実行してるだけですから。

目次

 改めて中古本せどりの利点

前回記事でも書きましたが、中古本せどりは僕にとって利点だらけです。

1.ノーリスクミドルリターン

リスクはまぁほぼないですよね。初期投資は梱包資材と仕入れ代金だけですもん。10万仕入れたとしても、目ぇつぶって仕入れでもしてない限りは原価-手数料ぐらいは、止めたくなれば少なく見ても8割はまず回収できますし。(買値で売ればソッコーで羽ばたいていく可能性は大なので)

10万なんて、投資に使ったら日経先物225のミニでも一瞬で吹っ飛んでいきます(経験アリ。。。)。少額の投資でリターンが見込めて元本が守れるビジネスというのは、なんともド素人には魅力的な点です。

2.本好きには一石二鳥

仕入れた本は出ていくまでにタイムラグがあるので、読んじゃうこともできます。僕は子育てし始めてから読書以外にまったく趣味がないので、毎日新しい本がワサワサ入ってくるのはとても楽しいです。

装丁とかカバーのデザインだけ見てても嬉しい。これがさらに現金に生まれ変わってくれるのだから、たまりません。出品作業と出荷はまったく楽しくありませんが、労働としてはまったく苦ではありません。

3.スキマ時間だけでできる

今だいたい使ってる時間は平日の1日2時間ぐらいです。それもチョコチョコある空き時間を足しての数字なので「労働感」がないです。

人に時間を売って金銭をもらうのではなくて、自分の作った時間を金銭に換えているのでストレスも薄い。(高額本がどっしり在庫で居座っているとハゲそうになりますが)

僕はそもそも会社員で、さらに子育ての間隙を突いてお小遣いを稼げるということでこの副業にエントリーしました。

月10万や20万なんて大それたことを夢見てしまってはいなくて(今は欲出してる)、3~4万副収入あったら家族旅行とかも行きやすいな~というノリで始めたので、かける時間とリターンの塩梅がちょうどいい感じです。

そんな具合で真剣に取り組めて、楽しさもある。リスクは少ないし時間も拘束されないということで、中古本せどりは1日の2~3時間を活かしたい読書好きにはピッタリなんじゃないでしょうか。

「美容品せどり」や「ダッチワイフせどり」だったら、こんなに真剣にやってませんね。やっぱり好きなことをやるのは大事なことです。

思い出の本たち

僕はノウハウを語るような立場にありませんが、本については当ブログのメインでもあるので書いてみたくあります。

ということで、不定期にせどりで印象に残った本を紹介してみようかなと思います。

新犬種大図鑑 ¥2,000→¥4,000

これは思い出深き初めての仕入れ本です。修行がてら乗り込んだBOOKOFFで2,000円。見込みが5,000円だったので仕入れました。

最初の2,000円はドキドキしたものです。商品登録後もしばらく売れずに背後から眺めてくる犬の表紙によるハラスメントは苦しまされました。

このデカい犬図鑑は誰が買うんだろうか?獣医?ペットショップ?僕は猫愛好家ですけど、図鑑はいらないですもんね。

Amazonでの評価は鬼のように高く、確かに美しい中身でした。残念ながら5,000円の見込みは4,000円まで急落し、プレッシャーの割に薄利というホロ苦い思い出です。

アトピーが消えた、亜鉛で直った ¥500→¥1,800

 これもBOOKOFF仕入です。僕自身何十年もアトピーには厄介になっているので、なんとなく手に取ったところAmazon発売なしで、3,000円近くの値が付いてました。

ま、結局1,800円まで下がっちゃたんですけど、500円本で1000円以上の利益を抜くのに僕は興奮を覚えます。医学書の当たり前感と違う、やったった感。

その性的傾向は現在も続いていて500円ぐらいの本はけっこう仕入れます。お悩み系に需要があるのはテレビと同じですよね。

本当に治るかどうかわからないのに、藁にもすがりつきたい気持ち。これがプレ値の源泉ですからなんとも世知辛い話です。

なんだか記事が長くなってきたので今回は2冊にしときます。思い出が多すぎてまだまだ書けそう。

話変わりますがよくある「高額本リスト」とか役に立つことあるんですかね?売り切れた姿を見て「おぉほんまに高く売れるやん」と確認する以外使い道が浮かばない。

だって電脳なら速攻売り切れるし、店舗には姿がないんだから。経験をデータベースにして一目で解るように蓄積するしかないですよ。初心者は。

まとめ

そういうことで明日からも頑張っていきます。今月は少し緩みが出て、旧版を買ってしまったり、発送先を入れ違いにしたりミスがあって気分ドンヨリです。

30日売上げの値が最高記録を更新していく姿をみることを捌け口にして、精進あるのみ。

中古本せどり楽しいよねー、という記事でした。あとはキャッシュフローがプラ転すれば楽しいのだが!もっと!

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