氷河期男の咆哮

ロストジェネレーションサラリーマンがお送りする育児、書評、時事情報です。

中古本せどりはじめました。初月の収益は・・・

2018年4月より中古本のせどりを始めてみました。過去に何度か興味を持ったことがあるんですが、ググればググるほど「やっぱ無理よなー」と行動を起こす前に止めてました。いちばんアカンやつですね。

で、今年また思い立ちまして、2018年4月より準備して5月から本格的に始めたんですけど、初月の販売利益が4万超えました。

販売利益なんで、純利益じゃありませんよ。とりあえずド素人の1日2時間程度の作業でもでもそれぐらいはできたよとお伝えしたかっただけです。

それでは詳細の方も見てもらえたらと思います。

目次

※イメージです

中古本せどりを始めたきっかけ

もちろん小遣いを稼ぐことが大前提にあるわけですが、なぜ今のタイミングで重い腰を上げたのかというと理由は主に2つです。

  • 本業めっちゃ暇
  • 本が好き

寒風吹きすさぶ本業

僕は会社員なんですけど、最近仕事がめっちゃ暇なんです。2010年代初頭は絶好調だったんですけど、商売なんてものは単一事業の好調期はそう何年も続くもんじゃありません。ええとこ3年です。

だからこそリスクヘッジのために本業とは関係ない事業をやるんですね。東芝原発みたいに(悪い例)。儲かってる時に次の一手を考えないと確実に後程萎むわけです。

僕は経営者ではないんで、それを考える立場にありませんから、指をくわえて見てましたが、この1.2年でビッグウェーブが来ましたよ。悪いやつが(笑)

というわけで、会社で頑張るより個人でやった方が利益になりますんで、幸い暇を活かせる環境でもあって、副業でもやろっかなとなったわけです。

三方よし」との出会い

ここで僅かな人にしか目に留まらない書評を書いているのは本が好きだからです。それで、他の本好きの方とちょっとでも繋がれたらいいなぁと思って。

実際僅かながら繋がりができました。なんせ、周りで本読む人なんてほぼ会ったことないですから。かといって読書会行くのも二の足踏みますしね。

話それましたが、そういうわけで中古本せどりは前々から興味があったんです。そこで出会ったのがこのブログでした。僕の運命を変えたといってもいいかもしれません。

www.yocoya.net

ググった中ではもうダントツで解りやすかったですね。思わず1日で通読してしまい、その気にさせられてしまいました。

せどりのブログって本に限らず最強にうさんくさい人多いんですよ。もちろん成功した人も多くいるんだろうけど。

「貧乏なサラリーマンだった私が」とか「専業主婦でもこんなに稼いだ!!」とか見ると萎えるんです。僕。基本、社会生活不適合者なんで。

文化祭だ体育祭だ一致団結して頑張ろうぜ!みたいなのを見ると学校行きたくなくなるみたいな。カイジさんと一緒ですね。

その点、この方は普通に淡々と労働しながら淡々とせどりを続けられていて、ガツガツ感がないんです。

あ、めっちゃゴリ押ししているようですけど、このブログの管理者の方とは金銭の授受は一切ございません(笑)

今から古本せどり始めたいなら、このブログをイチから全部読めばたいがいのことは理解できると思います。ほんとに。

引っ込み思案の総本山に住んでいるような僕がコンタクト取ってみたぐらいですから。

中古本せどり初月の内容

4月の中頃から準備し始め、Amazonセラーや郵便局との契約を済ませました。本格的に仕入れ始めたのは5月に入ってからで、5月の売り上げはこんな感じです。

ザックリでいきます。

売上   134,000円

販売冊数 76+7(メルカリ)₌83冊

販売利益 42,500円

最初に申し上げたように。これは純利益じゃありません。

仕入   167,000円

残在庫  93冊

販売利益は42000もキャッシュは余裕でマイナス

なので、キャッシュだけ見れば余裕で赤字です。ですが53%の在庫を残して仕入れの8割まで売上が上がったので、初月なりにうまくいったんじゃないでしょうか。

5月の序盤は在庫30~40冊で回していたのが、6月は90冊でスタートできるんで、想定では20万売上の6万販売利益ってとこです。

調子こいて仕入れの目が狂ったか、北朝鮮サイバーテロでネットがダウンでもしない限りは到達してもらわなくては困るんで、未到達なら即引退を覚悟します(笑)

1冊あたりの利益は約500円ですね。僕の場合、300円の利益は積極的に取りにいってるので「当たり本」が平均を押し上げているようです。

初めて売れた本は見知らぬ鳥

ビギナーズラックとは恐ろしいもので、初めて売れたこの本。

仕入2400円→売値7500円でした。まず「ヨウムって誰やねん!」という疑問と共に、こんな値段で買う人間がいるのかと半信半疑でした。モノレートにはその値段で売れと書いていましたが。

繰り返しますがビギナーズラックは恐ろしい。出したらすぐ売れました。株でも競馬でもそうですが、初めてやるギャンブルはだいたい儲かります。

そして、それは往々にして大損こくための呼び水だったりするんですがね。。。そうではないことを祈ります。 

作業時間

始めた当初こそ仕入れの時間が永遠に続くかのように思われましたが、今は空き時間みつけてはチマチマやって、仕入れと発送で1日2時間かかるかかからないかてところです。

土日は子どもと遊びたいので作業しません。なので平日2時間で1週間で10時間、1ヶ月で40時間。40,000÷40₌1,000で少なく見積もっても自給換算で1,000円は超えてるので安心しました。

商品登録に手間取っているので、この辺りは効率化の余地がかなりあります。もう少しシステマチックにやらないといけませんね。

中古本せどり1か月目を終えた感想

まずやっぱり在庫プレッシャーですよ。在庫。

会社の商品在庫なんて500個あろうが1000個あろうがなんとも思いませんが、個人で抱える在庫はやっぱり気が重い!

一冊積みあがるたびに、それが資産のつもりで仕入れていたとしても鉛を飲まされたように気が重くなります。

始めなんてまったく売れませんでしたし。今でも1日1件も注文がないと、総白髪になりそうなぐらい気が重いです。

ですが、その反面やっぱり見込んだ本が気持ちよく高値で売れていくのは嬉しいですよ。そのへんは株と一緒ですね。本の値下がりなんて株の暴落に比べたらプレッシャーなんて無きに等しいので健全な心で運営できます。

あと本をたくさん仕入れるのはとてもウキウキします。読書だと自分が好きな本しか読みませんが、この場合不特定多数の本が毎日やってきますから。

「なんじゃこりゃぁ!」という本も少なくありません。できることなら全部読みたいもんです。

僕の夢のひとつは寂れた古本屋で置物のように本を読んでいるジジイになることだったので、図らずしてその夢の一部分が叶う形になりました。

今後の展望については、一気呵成に突っ込む(ガンガン仕入れる)か、一旦クールダウンするか考え中です。

仕入の目さえ間違っていなければ基本的に仕入れれば仕入れるほど後で儲かりますので、このシステムが機能しているうちにフル稼働しておくべきなのか。

なんといってもAmazonの仕様変更は超無慈悲ですから。1年後にはこの構図で利益を生むことができなくなる可能性は大いにありえます。

リスクヘッジの意味で一本足打法は怖い。でも一本足打法の爆発力は王貞治が証明しているとおりデカい。悩みどころです。

2か月後には仕入その他、作業効率がさらに向上していると思うので、自然と突っ込む形にはなりそうですが、数か月後に意気消沈していたら盛大にバカにしてください。

まぁ、とりあえず楽しんで副業できてるんでアウトプットで整理するためにも、ちょいちょいブログに書いていこうと思います。

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