1500円で買ったニトリの珪藻土が紙ヤスリで復活するのか試した
「珪藻土」のお風呂マット、すっかり世間に定着しましたね。3年前くらいででしょうか。新しもの好きのおくさんが5000円ぐらいで買ってきたのは。
5000円も出してこんなもんいるかね、と思っていたのも束の間、価格がどんどん下がってあっという間に普及しましたね。
そんな珪藻土、今わが家で使用しているのは2代目でニトリのやつ。1代目もそうだったのですが、ちっとも水吸わなくなったので、ネットの紙ヤスリ復活説をたよりにダメもとで試してみることにしました。
目次
ニトリの珪藻土は使えたか
僕の使用感ですが、1代目もそうだったけど驚くほど水を吸収するということはなかったです。2代目も同じく、やっぱり浴室内で足の裏拭かずに水分を吸い取ってくれるほどの吸収力はない。
ウチで今使ってるのはニトリに売っていた物で、1500円ほどで買ったと思う。吸わなかったときは安かろう悪かろうで諦めようというぐらいの値段だったので。
あと、雑誌で読んだニトリの社長のインタビューで珪藻土は値段を下げれる余地があるので、ニトリではコストカットして安く売っている、というニュアンスのことを言っていましたので、それならば試してみようとも思ったわけです。
使用感はほぼ変わりなかったので、1代目は5000円の価値はなかったということです。最初に売り出した業者は、市場に出回って大手が参入してくる前にボッタクリしないと儲からないので仕方ないんですが。
で、大人3人子ども1人の家庭で半年ほど使用した結果、まったく水を吸わないタダの板に成り下がりました。
ヤスリで削ればいいという情報があるものの、2児の子育てに追われるおくさんはやる暇がなく、僕も面倒なので珪藻土の上にバスタオルを敷くというまったく意味のわからない状況が3か月ほど続いていたので、ようやく重い腰をあげることにしました。
やればいいとわかっていても、やらないことは多いものです。トイレットペーパーの交換とか、洗面所の掃除とか。
珪藻土をヤスる
重い腰を上げた僕ですが、ヤスリを買って帰ったその日、偶然にもおくさんも重い腰を上げていて、2代目珪藻土は燃えないゴミの袋で成仏されていました。
危なかった。おくさんのフットワークがもう少し軽かったらヤスリが無駄になるところでした。
ゴミ袋から2代目を救出して、風呂場に連行。いちおう説明しておきますと、室内でやると粉塵が舞い散るためです。
紙ヤスリで行う作業はひたすら削るだけ。細かいことは気にしない。だって1500円の板だもの。
「カシャカシャカシャカシャカシャカシャ」と浴室にやかましいヤスリ音がこだまするので、ご注意ください。
撮影がマズかったため判りにくいのですが、これが汚れやシミがあって汚いヤスリ前。
ヤスリが終わったら素手で粉をはたき落とす。ここでシャワーで流してやろうかと思ったのですが、乾いたタオルで拭くことにしました。
偶然ながら、水で洗い流すとヤスリ効果の意味がなくなるそうなので、よかった。
そして、そのまま僕もお風呂に入って、早速ヤスリ効果を試す。ドキドキ。
おそるおそる一歩踏み出す。水滴が着かない。もう一歩。吸収する。
見事、情報通り復活しましたー!
2代目珪藻土ブラザーズの延命ができてよかったです。
ちゃんと足跡が着いています。前日までは10代の女子のように水を弾いてました。
吸収力が落ちる理由
細かいことは考えたくない。手入れなんて面倒だ。そんなに珪藻土を愛していないという私の家庭のような人のために、一応、水を吸収する簡単な原理を申し上げます。
珪藻土マットの表面はものすげー小さい穴が開いていて、それが水を吸収しています。
その穴が汚れなんかで詰まってしまって吸収力が落ちるので、汚れた表面をヤスリで削りとれば復活するというわけですね。
なので、この原理でいうとペラペラになって踏んだら割れるぐらいになるまではヤスリで削って使えるでしょう。※要検証
少しネット情報を調べてみただけでも、とてつもなくこの件を説明して下さっているサイトが山ほどありましたので、詳細は「珪藻土 紙ヤスリ」で検索することをおすすめします。
ヤスリの選定
僕も気づいていたんですが、近所にホームセンターもないし紙ヤスリ屋さんもありませんので、仕方なくこれを買いました。
しかしどうやら100均に売ってるんですね。紙ヤスリ。
まとめ
また、何カ月後にレポートしたいと思います。