【2年目せどり日記】せどりに重要なのは経験 or ツール?
せどりって漁師っぽくないですか?店舗にしろ電脳にしろ、なにがしかの道具を携えて大海原に漕ぎ出し、時には回転の速い人気商品を、時には利益ドカンの大物を探してエンドユーザーにお届けするという点は同じですよね。
そこで重要になってくるのが勘であったり、アンテナの貼り方っていう経験値によってやるのか、そんなもんは帳消しになるぐらい便利なツールでもってせどるのか。
TVの特番でたまに漁師の一攫千金ものを見かけますが、あれはすべて船の設備に頼ってわけではないでしょう。魚群探知機があれば誰でも大儲けできるのであれば、みんな千金を手にすることになりますから。
せどりがツールを使えば誰でも簡単に金もうけできるわけじゃないの理屈は同じじゃないですかね。
道具に頼るプロはいない
僕のこれまでの経験からなんですけど、便利なツールばかり追いかけてると「ツール地獄」に陥ります。情報発信者のLINE@に登録しまくっている方はご存知でしょう。
無限にツールの案内がやってきますね。セミナー→使用制限ツール配布→完全版&コンサルっていうのが誘導の王道。
商品を完全な状態で出さないっていうのもマーケティングの手法で、まぁそこはみなさんうまくセールスしますよね(笑)
「今日申し込んでくれた方には特別価格で!!」ていうお決まりのフレーズにもついつい吸い込まれそうになっちゃたりもするし。
経験がない人ほど垂涎ものなわけですが、やっぱりツールだけに頼る他力本願状態では結果出にくいと思います。
ツール使ったらまぁほぼ仕入れ商品カブりますから、価格競争が起こるわけで、結局いちばん得するのは当たり前ですけどツール売ってる人です。
ツールで得する人=ツール販売者ということをわきまえて、あくまでもツールは道具だとうことを忘れてはいけません。
バットやグローブにすべてをお任せするプロ野球選手はいないように、せどりも同じであくまでも自力がないと現役は続かないと思われます。
かくいう私がこの1年間LINE@とツール情報で右往左往してきて、いい加減腹立ってきたもんだからこんなこと言ってます。
ツールのメリットは時間短縮
誤解しないで頂きたいのですが、ツールを全否定するわけではないです。価格改定ツールなんかはどう考えても必須ですし、最大のメリットである時間短縮はツールなしでは得られません。
なんやかんやと金を払ってきましたが、無料ツールレベルでも仕入れは十分可能じゃないかと、最近になってやっと感じるようになりました。
拙いながら毎日アホみたいに回転のよい売れ筋商品を眺めてたらド素人ながらにも傾向と対策が見えてきたからです。これぞ経験。
それこそ初めは未知の大海に泥船で漕ぎ出しているようなものでしたが、少なくとも航海図ぐらいはゲットしたのかなと思います。
見つけたときの押し引きのバランスも失敗があっての賜物です。利益商品発見してパブロフの犬状態で縦積みしたらAmazon在庫復活で死亡なんてのはよくある話ですが、最近は被害最小限に食い止めるようケアできるようにもなりました。
得するためにやってるわけですが、損しないことも大事。なんていいながらAmazonの在庫切れを首を長くして待っている長期在庫君たちを抱えてますが。
まあとにかく経験って成功より失敗の方が後々活きてきます(立ち直り可能な失敗に限る)。毎日のルーティンで地力を底上げして道具をうまく使いこなしていこうという次第です。
そうしたらまたツールを俯瞰的に見られるようになって、よりうまくチョイスして使っていけるんじゃないかなと思ってます。
鯖
というわけで、長々と書いてきましたがやたらと漁を出してきたのはこの本と無理やりこじつけてやろうと思ったからです。
もちろんまったくせどりとは関係ないんですが、読んでてせどらーのことを思ったのも確かです。
漁で質素な生活を営む年老いた船頭と船員たち、そして物語の中心となる唯一の若手船員が、振って湧いてきたビッグビジネスに翻弄されてっていう物語。
専門技術を有した年老いた船員たちの話を読んでると、この先せどりのプレイヤーとしていつまでもガンガンやっていけるわけではない、ケツが決まってるんだと自己投影してしまいました。
まぁ身も蓋もなく救いのないストーリーなんですが、僕はけっこうこういうのが好きでして、西村賢太さんのゲスい主人公が受け入れられる方は好きなんじゃないでしょうか。
邪な人間とお付き合いするのはごめんですが、人間の邪な部分にスポットが当てられた本は好きなもので。なかなか味があっておすすめします。
というわけで、今週は体調が回復して読書も仕事もええ感じに捗ってるんで、この調子で頑張って行きたいと思います。閲覧ありがとうございました。
【2年目せどり日記】せどりの基本は体調管理から
この2週間ほど、風邪が長引いた影響で激しくモチベーションが低下しています。と、同時に今後、副業を続けて行くことを考えると、とにかく健康状態を保つのはミッションだなと改めて思わされました。
30歳を超えた頃は、まぁまぁ元気でしたが40歳過ぎると、とにかく通常運転でいるだけでもけっこう大変。なんやかんやと不具合出るし、若い頃の不摂生が放出されていくお年頃なのでしょう。
というわけで、長期的に副業をやりたい、ましてや専業で何かをやっていきたいのなら、まず自分の生活を見直せよって思った話。特に中高年で副業を始めようと思っているのなら。
若者と同じ土俵には上がれない
せどりに限らず副業でご活躍されている20代の成功者を見る機会は非常に多いですよね。大手の情報発信者になってくると30ちょいといったところでしょうか。
で、そんな彼らの最強の武器はなんといっても体力です。何時間でも店舗せどりを続けられるダイナモ。ワクワクすっぞ!と思いながら結果を出し自己肯定感を強め、失敗も糧にしてどんどん成長していけます。
もちろんオジサンだろうがなんだろうが、気合でカバーすることは可能だし実際できる人もいるでしょう。でも僕はそうではないです。そんなゴールデンタイムをひたすらアルコールと馬券に消費した僕が簡単に彼らと同じ土俵に上がれるハズがありません。
敵わないものは敵わないと潔く優劣を見極め、その手法を自分の能力に合わせてカスタマイズしないと継続できません。人に教わったりすると「とにかくガンガンいこーぜ」っていう人多いんじゃないでしょうか。
副業において時間の捻出は最重要事項ですがHPの配分も同等です。1日寝ても全回復しませんからね。ましてやチビッコが家にいるとその両方が削り取られますし。
なので、ここで頭打ちにならないために、せどり2年目の課題は「免疫力強化」かなと思ってます(笑)
20代で突っ走り、失敗と成功を積み重ね30代で拡大するってのが理想なんでしょうけどね。失ったものは戻りません。できることをできるだけやる。これ重要。
2年目でイキって投資しまくってマンパワーが追い付かずゲームオーバーなんてのはごめんです。
ちなみに免疫力が下がった状態でチビッコと接しているとこんなことになるよという悪例がこちら↓
暗闇でも走る
最後にモチベーションが上がった本を紹介。
発達障害・うつ・ひきこもりの経験を持つ著者が起業して「不登校・中退者の進学塾」を経営するに至るっていうサクセスストーリーです。
ちょっとありきたりなキャッチコピーに最初ページをめくったときは「しょーもないかな」と思いつつだったんですけど、なかなかに深い。
不遇の時期から事業の成功までが一足飛びに書かれていますが、その苦労は尋常なものではなかったでしょう。
ドン底を知っている、そしてモーレツな努力をした人はやっぱり強いですよ。成功して然るべき。
子どもは努力すべきベクトルを見つければ強制しなくても勝手に突き進むんですよね。僕も我が子に対して少しでも何かできればいいんですが、やりすぎてもあかんっていう、それがムズいところです。
で、余談ですが中古本扱っている方なら誰もが知っている「最低価格ブレイカー」バリューブックスの社長さんが登場したりします。これ読んだら「ああいくらでも売ってくれ」てなると思いますよ(笑)
というわけで乱雑な内容にお付き合い頂きありがとうございました!酒の美味しい季節ですが、アルコール控えめで頑張りましょう!
【書評】安楽死を遂げるまで この地獄を生きるのだ
生来、「陽」というよりは確実に「陰」側の人間なので、人の死について考えることがよくあります。30代で鬱を患ってからはなおさらです。
「死」というものにリアリティを感じたこと、そしてそれを乗り越えたことで、非常にそれを客観的に感じられるようになりました。
なんだかんだ言って人間はどうせ死ぬわけです。だから恐れたり、傾倒するんじゃなくて、冷静に捉えればとても興味深い題材なんですよね。
目次
安楽死を遂げるまで
日本では未だに議論がまったく進む気配を見せませんが、世界ではスイスやオランダなど人為的な死が認められている国があります。尊厳死といったり安楽死といったり。
本書では色んな国の色んなケースが紹介されています。この本のいいところは専門家による分析ではなく、著者が安楽死に対して無知なところからスタートするところです。
学ぶ感じじゃなくて読者が感情移入しやすい。著者もジャーナリストとしてつとめて第三者的に振舞おうとするんですけど、ある種のカルチャーショックを受けながら取材を進めていくところなんてリアリティがあります。
今年、西部邁さんが自殺を遂げられ、協力者が自殺ほう助の罪で執行猶予つきの有罪になったのは記憶に新しいところですが、西部さんのようなケースなら安楽死が認められていたであろうと思われます。(ご本人が望まれるかどうかは別ですが)
今後、きっと日本では同様のケースがどんどん事件化していきますよね。老々介護の末の嘱託殺人がたまにニュースになりますが、何か劇的な事件が起きた時に法制化が検討されるんでしょう。
僕、個人としては死期が近づいたらみんなでパーティーして、その後「クッ」と酒を一杯あおって「そんじゃバイバイありがとう!」なんて死に方最高じゃないかと思います。
死んで残るのは、生きている人の心の中にだけです。それならできるだけ楽しい思い出で残りたいじゃないですか。
この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。
現代社会の宿痾とも言うべき「ブラック企業での激務」「鬱病」「生活保護」などのエピソードがふんだんに盛り込まれています。
「漫画かよ」と言うぐらい悪辣な医療従事者や、クソみたいな役人が登場したり、波乱万丈な社会復帰までのストーリーは飽きることなく一気に読めてしまします。
シニカルかつ情緒ある文体が僕にはとても合いました。なんといっても、同じ病を患った同世代の方ということで、シンパシーを感じる部分も多かったです。
こともなげに振り返って書いておられますが、それはもう苦しかったことだろうと思います。終盤、社会復帰に向けて道が開けていくくだりなんかは感動的で、フィクションでは味わえないものです。
ずっとひたむきに努力されてきたことが日の目を見ることになって、やっぱり誰かがそういうの見てるんですね。
僕なんかは諦観して激流に身を投げて委ねているうちに、偶然の積み重ねで穏やかな水面に戻っていた感じで、雲泥の差です。
頑張ってこーと思わせてくれる本でした。
まとめ
死について深く考えて、今の生の輝きが尊くなるもんです。無意味に無駄に生きている今日も、実はすごく大事な一日だったり。
今日と同じ明日が来るとはかぎらない。この気持ちは大切にしときたいです。
【書評】トマト缶の黒い真実 ゲッベルスと私 ベルリンは晴れているか
せどりを初めて半年になり、いろいろ慣れてきたので作業が効率化され時間が余るようになってきました。始めた当初は仕入れだけでひーひーなってたので慣れってのはえらいもんです。
この半年は僕の自由時間はすべて子供とせどりに費やしてたんで、唯一の趣味である読書からすっかり遠ざかってましたが、近頃は本読めるぐらいの時間の余裕ができてよかったです。
金を稼ぐのは楽しいですが心が潤わない人生ってつまんないですから。というわけで以前チビチビ書いていた書評も続けたいなーという次第です。
目次
トマト缶の黒い真実
どこにでも売ってて誰でも口にしたことがあるであろうトマト缶に、実は現代資本主義の縮図が詰まっているという、かなり読み応えのある一冊です。
中国、アフリカ、ヨーロッパと飛び回り、ヒエラルキーの上層から下層に至るまで、現場取材もしていて、これぞジャーナリズムではないでしょうか。
現代のみならずトマト缶の誕生の歴史、ひいては資本主義の勃興期にまでも触れられています。
なんだか読んでてつらくなったりするんです。アフリカを食料と武器の廃棄地帯として平然としている先進国にガッカリして。「先進国っていうか人間ってなぁ」って。
たったひとつ、イタリアのゲットーで無償で働く医師のくだりには人間の光を感じてほっとしました。
本書読後は安いトマト缶買うのはイヤになることうけあいです。もっと売れてもよさそうな傑作だと思うのですが、食品メーカーの都合上、広告的にプッシュできないのかなと勘繰ったりもしてしまいます(笑)
ゲッベルスと私
同名タイトルの映画の書籍化です。ゲッベルスといえば、もちろんナチスの広告塔ゲッベルスのこと。彼の下につかえた「普通の女性」による当時の回想録です。
ヒトラーが好きとか、ナチスが好きとかいう意味ではなく、この時代のドイツに関する本はとても興味深いものが多いです。
どうしてああなったのか?なぜそれがまかりとおったのか?そして、再びそのようなことは起こりうるのか?
ナチスドイツという組織にスポットを当てた本はたくさんありますが、一般市民でなおかつ中枢に近いところにいた人の目線というのはあまり見たことがありません。
そういう意味で歴史的価値も高い作品ではないでしょうか。
欧米でポピュリスト、ナショナリズムが台頭し、世界に不安定感をもたらしている今世紀と照らし合わせて読んでみると、より一層興味深いものとなります。
日本だって10年20年後はどうなっているかわかりません。やれ自己責任だ、格差社会だと、民衆の分断を助長する要素はすでに揃ってますからね。
悪しきリーダーが現れないことを願うばかりです。
ベルリンは晴れているか/深緑 野分
たまたまナチスドイツ物が続きましたが、こちらはフィクション。ジャンル的には歴史+ミステリです。
戦中~終戦直後のドイツが主人公17歳の少女アウグステの目を通して描かれているんですが、その描写が瑞々しいわ生々しいわ。このへんは深緑さんの文才に惚れ惚れします。
描写のみならず、長編をまったく気にさせない構成の巧みさで最後までまったく飽きさせません。ナチスの圧政によって運命を捻じ曲げられていくアウグステの様は胸がつぶれるほどに苦しい。
ラスト数十ページの展開は圧巻で、僕はもう最後の一行に残る余韻に至るまで堪能させて頂きました。
深緑野分さんは僕の中でバズってて今後も楽しみな作家さんです。
おわりに
せどりやってると楽しくてどんどん深堀りしてしまいますが、たまには立ち止まって自分の世界に没頭するのも大事です。やっぱり。
せどり業界を覗いてみれば、景気のいい話ばかりで「なぜ今やらないんですか」的なマルチ商法の勧誘風のあおり文句が飛び交ってます。
人に動かされてやってるようでは結局会社員みたいなもんだから。大事なのはマイペース。へぼせどらーでいいんで楽しけりゃいいんじゃないすかね。意識低い系のせどらーで。
【中古本せどり日記】5ヶ月目 自己ベスト更新でちょっぴり安心
中古本せどりを始めて早や5か月目が終了。毎月一応経営的には黒が出てますが、まったくもって儲かってる実感はなくキャッシュは減っていくばかりです(笑)
このまではせっかくノウハウがあるのにキャッシュ不足で仕入れができない。ということで、少し新しいことも取り入れてみたりでテコ入れしてみました。
積んできた在庫が開花してきたこともあって、9月はすべての面で自己ベストが出ました。よかった、半月ぐらい仕入れ休んだろかと思ってたから。。。
目次
中古本せどり5ヶ月月目の結果
しょうもない戦果を振り返るのは最高に不愉快ですが、売上が想定を超えると非常に嬉しくてほくそえんでしまう単純な僕です。
- 売上= 356,126円(前月比125%)
- 販売利益(売上-手数料-送料-原価-ツール料)=89,536円(前月比112%)
- 販売数=190点(前月比122%)
Amazonからの入金額が初めて25万を超え、8月の仕入れ代金、約16万と諸経費を引いてもようやく利益らしい純利益が出たといったところです。
僕の師匠がブログで「副業として日の目を見るのは半年後ぐらい」と確かおっしゃっていたような気がするので、このまま日の光に当たり続けてくれと願うばかりですが、そう甘くはないんでしょうね。
中古本せどり5ケ月目にやったこと
9月はそれまでと大きく異なることを取り入れました。仕入れ全体の1割ほどですが消耗品せどりで売り上げが拡大するか否か実験してみたところ、結果は半分成功で半分失敗って感じです。
なぜ消耗品を仕入れたかというと、それは中古本せどりの弱点をカバーするためです。言うまでもなく中古本仕入れのメリットは資金が少額で利益率が高く、なおかつ仕入れ量も見込めることです。
逆に弱点はというと回転が悪い=キャッシュ化に時間がかかることだと思います。もちろん高速回転する本もありますが、そういう書籍は中古価値が低く利益が取れない。これは中古の運命です。
そしてもう一点は再現性が低いこと。いくら目を肥やしても無いものは買えない。リストなんてあってもムダなのはそういうことです。
回転の鈍さは在庫の量でカバーできるんですが、僕の仕入れ基準で入れていくと自己発送の在庫を置くスペースに余裕がなく、せっかく時間が余ってるのに置く場所と仕入資金がない。。。
ということで、この中古本の弱点を補うべく高速回転の消耗品せどりを取り入れてみたわけです。在庫は全部FBAに突っ込めるのでそれが利点です。
半分成功で半分失敗と述べたのは仕入れがドヘたくそだったのが理由です。半分は目論見通り大量買いとかであっという間に捌けましたが、半分は大量出品者の価格競争に巻き込まれてご愁傷様でございます。
とはいえ、戦略的には見えてきたことがあります。今まで売価1000~1200円ぐらいの本も積極的に仕入れてたんですが、これがゴミクズ化すること多き事山のごとしで、ここいらはスパっと捨てて消耗品で代用した方がリスクが少ないと思います。
その代わり単価の安い消耗品には中・長打がありませんのでそこはこれまでどおり、中古本に活躍してもらうと。三振と凡打のストレスはさておき、ホームランの快感は中古本の醍醐味ですから(笑)
天皇の御料車 (別冊カーグラフィック)
この本はBOOKOFFで仕入れしてて、モノレート見たときは「マジかよ?」と半信半疑どころか無信全疑ぐらいだったんですが、800円で状態もよかったのでダメ元で仕入れたところ13,000円に化けてくれました。
僕史上最高の利益でぶっちゃけ9月の利益の10%以上こいつっていう。。。これ車の雑誌なんですよね。歴史の本とか皇室本じゃなくて。
出会うことがあればぜひ手に取って見てください。僕は多分一生目にすることはなさそうです。一体どのような使用目的なの気になって仕方がありません。
中古本せどり5ケ月目の振り返りと10月の展望
えー、10月の意気込みですがきっとダメでしょう(笑)上記したホームランの他にもFBAの中距離砲がけっこう活躍してくれたので数字が伸びましたが、現在少々戦力不足です。
9月末からちっともFBAから本が出なくなって価格の見直しをしたところです。値下がりしてしまった本もバンバン売りさばきました。
やっぱり経営はキャッシュフローよくしてなんぼです。それがこれまで続けてきての教訓。もらうのは早く、支払いは遅く、そして税金は払わない。目指せAmazon流の経営です(笑)
引当金を早よくれやーーー
小説から始まりノンフィクション漬けになっていると一周戻って小説戻りたくなる
読書の始まりはそもそも小説からでした。司馬遼太郎さんとか浅田次郎さんとか東野圭吾さんなどものすごく入りやすい所から。
ノンフィクションなんてなんの興味もありませんでしたが、年齢も40に近づいてくるとだんだんこの世に本当に起きたことや起きていることの方が、作り話よりよっぽど奇々怪々だと思うようになり、気づいたら読書の9割がノンフィクションになっていました。
そうすると今度は揺り戻しが来て、やっぱり作り物の話に戻ってみたくなります。だって現実ばかりだとあまりにも救いがないですからね。
不条理で救いがたい世の中だけど僕らは生きていかなければならない。そんな時、小説っていいんです。クリエイティビティも刺激されますし。単調な毎日を彩ってくれる。それが物語のよいところです。
最近立て続けに小説読んだので、世間の相場なんかと共にご紹介しときます。
目次
ほんとうの花を見せにきた/桜庭一樹
吸血鬼のような特徴をもつ「バンブー」と呼ばれる生物と人間の交流を描いた物語が3篇収録されています。
「バンブー」というぐらいなのでそれは「生きた竹」なんですが、設定だけ見るとさっぱり訳がわかりません。
が、その奇妙な設定をスッと読ませ物語に没入させるところが桜庭さんの腕前。といっても僕は著者の作品は2冊目ですが、前に読んだのはこちらの本がかなりツボりました。
これも奇妙な設定なのですが、両作品に共通するのは友情と喪失です。ベタなテーマを設定の妙でええ感じに仕上げてはります。胸に苦しい余韻を残す読後感がなんとも心地よい。夏の終わりに合うような気がします。すぐ読めますし。
定価¥1,512 中古¥1~
なんで中古の価値はないですが一読の価値はありますよ。
嘘の木/フランシス・ハーディング
2作目は各所で評判が高かったのでめっちゃ期待して読んだ児童書です。結論から申し上げますと「こんな本読める児童おるんかえ!」というぐらい深いしムズい。
スキャンダルで街を追われたある高名な学者一家。突然死んでしまう父。人間の嘘を栄養にして育つという嘘の木、その真相に迫る娘が主人公です。
読む前から面白さがプンプン匂ってきます。児童小説だからって主人公が天真爛漫な美少女だったりしません。むしろめっちゃダーク。
ファンタジー要素もありますがどちらかというとダークファンタジー(ベルセルク的な…)。それに哲学的だったりミステリの要素が加わって息をつかせません。
はっきり言って大人でもサラっとは読めないと思いますが、前振りのパートが済んだ後はノンストップ不可避。先が気になって仕方ないと思います。
我が子が少年時代にこんな本を読みこなすようになったら恐ろしいですが、できるなら将来感想を語り合いたいですねぇ。
定価¥3,240 中古¥2,000~
まだ新しいということもあって中々価値ありですね。1,000円以下で見かけたら読んでよし売ってよしです(笑)
8月の中古本せどりは復調 FBA納品が活躍
というわけで、長くなりすぎるのでとりあえず2冊にしときます。7月はボロンチョでしたが、8月はマイペースでやってる割に利益が出てます。
思えば先月は面倒だったのでFBAにぜんぜん突っ込んでいませんでした。7月末ぐらいにまとめて放りこんだのが今月売れてる感じですね。
置き場所の兼ね合いもあってやっぱり利益1000円取れる本はFBA使った方がいいのかな。基本的に自己発送より200円値段上げてますが、高くても売れるようです。
と気分よく書いてる今日はなんと久しぶりの売上0円でなんでやねん(*_*)台風で売上も吹き飛んでいったようです。
徐々に雨風が強烈になってまいりました。明日も何事もなく平和に過ごせますように。
中古本せどりと子育てを無理やり絡めて考えてみた
現在は我が家には未就学児かつ保育園にも通っていない男児が2名います。今まであまり真剣に吟味していなかったのですが、保育園問題やら母ちゃん仕事どーすんねん問題に直面寸前です。
僕はおそらく一般の勤め人よりかなりヒマリーマンなので帰りも早いし、土日もがっつり休んでます。その暇を活かして中古本せどりを始めたわけです。
ここに来て思うのはやっぱ中古本せどりという副業は子育て世代ど真ん中の人間には最適なんじゃあないかということです。
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子育て世帯における中古本せどりのメリット
せどりをしながらの子育てにおけるメリットは「収入を増やしつつ融通が利く」ということに尽きます。
僕が1千万プレーヤーだったらいいんですけどね、ひとりで専業主婦と2坊主2猫を食わすのは楽ではありません。精神的重圧がエグい。
そいういうわけでところてん式に暇を活用して収入を増やさねばと思い立ち今に至るわけです。
とはいっても、バイトなんてこんなジジイになってやってられませんし、投資するにしても長期投資は即効性がない。デイトレみたいな短期投資はアホみたいに板に張り付かないかんわでハートもギスギスするからイヤ。
それで最終的に辿り着いたのが中古本せどりです。お金も大事ですが時間はもっと大事です。特に小さい子供と過ごす時間はもっと大事。
「傍にいてあげた方がいい」というより、僕が成長のいろんな瞬間を見逃したくない。こんなものは金銭にはとても代えられません。
子供が寝ている時間や仕事の空き時間にやれる中古本せどりは、まったく子育ての障害にならないんですよね。
それに今後、保育園や幼稚園に通うようになった時、ちょっと母ちゃんが「ちょっとパート出た方が」なんてなった時は、僕の仕事を外注すればパートより時給いいし、僕の生産性が上がって売上も増やせる(はず)。
少々根拠が希薄な気がしますが、我ながら良いチョイスをしたなぁとは思ってます。
経済学者、待機児童ゼロに挑む
そして、これは中古本せどりの副産物的メリットですが「子育て本がタダ同然でアホほど読める」ということです。
先日はこの本を読んで暗澹たる気分になりましたが、待機児童や保活で悩んでおられる方にはぜひ読んで欲しい一冊です。
定価¥1,620 中古¥1,350~
著者は経済学者で国や自治体の待機児童問題にも携わっている方です。なおかつそこへ至るまでの間、ご自身が夫婦で待機児童問題に直面しながら3人の子育てをしたという実体験があるのが同類の書とは一線を画する点です。
学者さんというのは会社勤めの人のように若い時からひとっところに留まって働くというわけではありません。雇用も不安定です。
しかもこちらのご家庭は夫婦共学者さんで、奥さんがアメリカにお勤めになったりもされています。小さい子供を抱えている状態でです。
そんな経験をされた方による分析と提示なのでものすごい説得力があります。そして僕はこの本を読んで思いました。日本の保育園制度の行く末は絶望的だと。
めちゃめちゃ乱暴に言うと保育園経営に市場原理が働いていないことが諸悪の根源なのです。「市場原理」というとそっちこそが悪の象徴みたいですが、この本を読めばきっと意見が変わるのではないかと。
そして行政に意見したくなるはずです。未来を変えられるのは選挙権を持つ父ちゃん母ちゃんなんで、たくさんの人に興味持ってほしいです。
子育て世帯の母親こそ副業的なものから始めて欲しい
我が国は男尊女卑すぎます。先日から医大の男女比が巷を賑わせていますが、それを報道するマスコミはおもくそ男尊女卑です。男尊女卑が言い過ぎなら女性が活躍していない。
女性の場合、子供を産んで育てている人とバリバリ仕事をやっている人の境界線がものすごく激しいですが、男の場合はそんなにクッキリしていません。
これはひとえに女性が割を食ってるからです。僕の家もそうですが、若い時分に子どもを産んで少し子供が成長してからキャリア作ろうと思ったら、とんでもない周回遅れになります。入り口が少なすぎて。
それでやりたくもないアルバイトから始める人もきっと多いと思います。この働く気をこそげ取る社会構造はほんと最悪です。
こんなシステムに染まってしまうより最初の一歩を自力で稼ぐことから始めたら、きっといろいろ変わると思うんです。バイト代稼ぐぐらいのノウハウもいっぱい転がってるし。
子供産んで育ててしんどい思いして、バイトで上前はねられてこき使われるなんてあまりにも酷い話で何時代だよと思います。
保育制度もおかしなもんで、共働きで正社員で金銭的に余裕ある家庭の子は保育園に預けやすくて、アルバイトのお母さんは時間あるから預かってもらえないなんて頭おかしいですよ。そりゃ「日本シネ」てなりますがな。
なにかこう一言でまとめられる話じゃないんですが、女性が子育てすることと働くことが分断されている今の世の中がもっと変わってくれたらいいのになと思います。
【中古本せどり日記】3ヶ月目終了 売上3割減で涙。。。
1ヶ月間もブログを放置してしまいました。ただただ僕の怠慢です。ちょっとせどりに慣れてきたので時間に余裕ができて酒飲んだり本読んだり、飲酒たり読書したりと。
こういう人間は本当にダメ。頑張ってらっしゃる方々はとにかくルーティーンできっちり仕事をやるから結果に繋がるんですよね。
そんな怠惰な僕を叱咤するかのようにせどり3か月目は前月比3割減という、なかなかにショッキングな感じでした。
右肩上がりもたった2ヶ月で終了。めっちゃ打つやんと思わせて弱点を責められたらとたんに打てなくなる新外国人選手のようです。
目次
売上大幅減 その内容は
悪い数字は振り返りたくないというのが心情ですが、失敗は成功の礎。仕方なく振り返って今月以降の反省につなげたいと思います。
- 売上=230,290円(前月比72%)
- 販売利益(売上-手数料-送料-原価-ツール料)=53,811 円(前月比69%)
- 販売数=127冊(前月比86%)
で、7月はマネパカード5%無双だったので張り切って20万ぐらい仕入れたので、販売利益は余裕で吹っ飛んでトータルは5万ぐらいの大赤字でした。
月初からずっと低空飛行でした。半月ぐらいまでは「そのうち戻るさ」などと自分に言い聞かせてましたが、それは甘い空想。獲らぬ狸の皮算用。
在庫が積み増されていくばかりで売上に直結せず、不安は募るばかりです。先月末時点で100冊ちょいだった在庫が7月末時点では約250冊。
「とりあえず収益化に成功です」
なんてイキっていた先月末の自分をぶん殴ってやりたい。
中古本せどり開始3ヶ月目を振り返って
「俺の目腐ったんか??」という疑念も湧きましたが、まぁ在庫が残ることは必ずしもマイナスではありません。それがプラス圏内でハケるという仮定においては。
売上鈍化について思い当たるフシとしては、ロングテール率が上がったからだと推測しています。
電脳では割と足の早い本を仕入れていましたが、店舗せどりをするようになって腰を構えて仕入れるようになったのでローリスクハイリターンはガンガン仕入れたので、その影響。そうに違いない。そうでないと困る。
多少は「目利き」もできるようになってきたので、作業時間は圧倒的に減りました。なので時給は上がった。という負け惜しみで自尊心を奮い立たせておきます。
その空いた時間を売上アップに利用できないのが僕のあかんところです。ということで7月末は盛大にひとりで大酒を飲んで、8月以降はもっと真摯に取り組もうと意識改善中。
あと2つは副業やりたいなと思ってましたが、とりあえず中古本せどりで利益10万が見えてくるまでは、ひとつの事に集中してもっと頑張ってみます。
僕の性格上、どれも中途半端になりそうだから。
こんにちはサヨナラこれいくら?
これね、ちょっとサボってしまった言い訳なんですけど、仕入れた本読みたいんですね。もっと。あんまり読む人はいないのかな?
特にちびっこ2人を育てている身としては子育ての本はガンガン仕入れてしまいます。採算度外視で。
モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方
400円→1000円
モンテソーリ教育といえば今をときめく将棋界のホープ藤井聡太君もやっていたということで脚光を浴びましたね。
それ以前にオバマ元大統領、FB創業者マーク・ザッカーバーグ、Amazon大先生創業者ジェフ・ベゾスやビルゲイツ、Googleの創業者も学んでいたということで有名でした。
平たくいえばモンテッソリー教育は子どもの自立心を育む教育法なのですが、僕がここで声を大にして言いたいのは、この教育法の創始者であるモンテソーリさんは決してエリートに教育を施すために考えたんではないんです。
もうなんかイギリス王室とか、もはや特権階級の専売特許みたいになってるんですけど、違うんです。
モンテッソーリさんは元々知的障害のある子どもたちの知的水準を上げるために、この教育法を取り入れました。
イギリスの底辺というと語弊があるかもしれないですが、教育水準の底上げをするために尽力されてたんです。それが今はどうでしょう。この現状を見て果たしてモンテッソーリさんはどう思うことか。
我が子に特別な教育を施したい気持ちはとてもわかるのですが、現代の文脈で語られるモンテッソーリ教育はなんか違う気がします。
こういう本も多いですが、それを「子どもの貧困」と問題になっているような家庭の親が読むのか否か。願わくばそこへ届いて欲しいです。
イラストでよくわかる 感情的にならない子育て
760円→1200円
母親と比べると圧倒的に子供と関わる時間が少ない父親ですが、やっぱり読んでしまいます。この類の本は。
子育て系の本を読んだことがある人なら、まぁとおりいっぺんのことが書いてあって特に目新しい情報はないのですが、気持ちを再確認するためには役立ちます。スッキリまとまっているので。
わかってるんです、子どもにはどういう風に接してあげたらいいのか。でも時と場合によってはこっちの感情をぶつけてしまう。
だってめちゃくちゃやもん。3歳児。
「お前なんでそれすんねん??」ていうことを、わざとやりますよね。どう考えても不幸な結末しか待っていないのに。
うちも長男が2~3歳にかけて格段に母親の鬼度がアップしました。完全に理不尽なときとかもあって、でもまぁそれは「普段のイライラがあるからなんだろうなぁ」と思いつつ、息子も可哀想であり完全に中間管理職のあれです。
悲しいんですよね。怒る母親も叱られる息子も見ているのは。母子が2人で笑ってるのを見るのはとても幸福だけど。
何とか良い仲裁者になれんもんかと、こうやって役立ちそうな本を読んだりしますが、「バチーン」てやっちゃったりするんです。
危ないときとか、人様に迷惑をかけるときは。で、とても後悔する。この繰り返しです。ありきたりと言えばありきたりの内容でしたがいいことも書いてました。
親が幸せそうにしとかないかんとか、お互いがどういう子供になって欲しか共有すべきとか。
怒らないためにはとにかく余裕を持つことです。余裕の持てないことはやらない。これが一番。兄弟姉妹がいると中々そういうわけにもいきませんが。
僕の時代はもっと雑にされてたと思うんですけどねぇ。いったい何が正解なのやら。
2018年8月の展望
というわけで8月ですが、今月はキャッシュフローが急速に悪化してしまったのでちょっと仕入れをペースダウンして様子見します。仕入減らすと来月以降の売上が減るんですけどね。
経営を安定させるのも継続する上では大事なことです。盆休みもありますし、ここは副業のよいところです。
積み増した在庫に価値があるなら今月の利益は伸びるはずなんで、己の審美眼を見極める期間にしようかと思います。
ほんとは時間の許す限り仕入れまくりたいんですけど、それはもう少し自分のステージが上がったことを確認してからにしときます。
8月も3割減とかだったら廃業危機ですから。
今月はもうちょっとブログ頑張ろう。減るのは時間だけなので。先月は更新していないのにAdsenseがちょびーーーっとあったのでモチベーション上がりました(笑)
走らずとも歩き続けよう。
継続は力なり。んー苦手。
【中古本せどり日記】目標の売上20万円達成~2ヶ月目第3週を終えて
今週は北大阪の地震がありましたが、神戸の影響は少なかったです。私はビルの5階だったので、朝会社でひとりでパニックになりましたが、揺れている最中、本が棚から落ちることを心配する有様で立派な職業病です。その後、命が心配になって踊り場のドアを開けたところで揺れがおさまりました。天災にかかると本屋の営みなんてものは塵芥のようなものですね。震源地が実家付近なので、予断を許しませんがこれ以上の被害がないことを祈ります。
前置きが長くなりました。先週は仕入れの限界や、売り上げ鈍化で、少々行く先を憂いていましたが、3週目は先月立てた目標である売上20万を突破。1日の売上げも2万と10冊に迫ったりブレイクスルーした期間でした。伸び悩んだことでテコ入れした点が功を奏したようです。
目次
ビームせどりでテコ入れ
今月の売上予想は20万だったので3週目で超えてきてくれたのは嬉しい誤算です。この時点で販売利益も5万超え。今月はマネパカードフィーバーで仕入れを飛ばし気味ですが、収益化確定といっていいと思います。来月からようやく自転車操業を引退できるかと思うと一安心。
マーケットプレイス保証によって担保に取られている売り上げが恨めしくてしょうがありませんが、早く解放されたいものです。
仕入の壁を打破するために用いたのが「ビームせどり」です。店舗せどりは初めからあまり興味が湧かなかったんで、存在は知ってたんですがあまり深くリサーチすることもなく、僕には縁のないものだと思ってました。
ですが、利益5万で頭打ちになるのはちょっと頂けないので、KDC200を購入(中古)。威力がすごすぎて愕然としました。
僕は今までBOOKOFF仕入では1時間いてせいぜい3冊利益が出る本が見つけられるかどうかって感じだったんです。
それがなんとういことでしょう!使用初日で25冊の仕入れで見込み1万強ですので早速ビーム君の元が取れました(たぶん)。
僕は電脳では300円の利益でも喜んで取りに行くタイプです。それがBOOKOFFでは500円→1,000円超がアホほどあるじゃあないですか。
あまりの狩り放題はまるでジェノサイドのようでした。すいません興奮を抑えきれなくて。ということで、BOOKOFFで仕入れた本は利益率も高いのでブースターとなって今週の伸びに繋がった次第です。
メルカリもちゃんと利益取れますけど心が蝕まれますからね。値下げ交渉していた本をかっさらわれたり、高利益本をタッチの差で逃したり。
あの「盗まれた感」は1回につき1日寿命が縮まると思われるほどのストレスです。アンガーマネジメントできないと電脳仕入れだけではやってけませんね。僕はものすごい短気なんで。
店舗仕入を軽視しててすみませんでした。先人のやっていることはきちんと学ばねばなりませんです。
こんにちはサヨナラこれいくら?
エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図
1600円→1550円
2ヶ月毎日仕入やっているとド素人でも頻出するジャンルが掴めてくるもんです。そんな中、特に僕が多いと感じているのは「発達障害」に関する本です。
これは「なぜその値段で仕入れた?」という気持ちよい失敗例です。発達障害系の本は人気ある(というのもなんかアレですが)ので価格の乱高下も激しいですね。なんか失敗ばっかしてます。
僕の幼少時代は発達障害やアスペルガーなどという概念はなく、ただ「おかしなやつ」や「扱いにくいやつ」とされるのが普通でした。
認知度が向上することによって周囲の理解が深まり、特に幼少期の子供たちが適切な対応をしてもらえることは本当に良いことだと思います。
僕も小さな子を2人持つ身ですので、子ども言動は些細なことでも気になりますから。
その一方で、商法となってる一面も拭えません。なんでもかんでもアスペルガーだ発達障害だと助長するのは良い風潮とは思えません。
本はたくさん出版されていますが、その内容が困っている人に寄り添ったものなのか、ただの金儲けのために書かれた本なのか、中古本の価格によって市場がハッキリ答えを出します。
「ただの転売屋じゃん」と言われればそれまでですが、せめて人様に価値のない本を送り届けること無きよう、それぐらいの眼力は持ちたいものです。
(この本の価値がないということではありません。これは僕の仕入れ値の失敗です)
まとめ
というわけで、今週はビームの破壊力と店舗せどりの重要性を思い知った期間でした。
売上20万と販売利益5万という今月の目標はクリアしましたので、今月中にどこまで伸ばせるかといったところです。
店舗せどりの貴族的優雅さを考えると電脳の切迫感は味わいたくなくなるほどですが、やはりちょっとした空き時間に仕入れができる電脳を無視するのは機会損失でしかありません。
理想は電脳と店舗仕入半々にしたいので、ワールドカップでも観戦しながらしっかり電脳にも励みたいと思います。
来月は仕入れジャンンルを幅を広げることと、新しいビジネスの勉強に費やしたいなーと計画中です。
【中古本せどり日記】コンディション説明のジレンマ~2ヶ月目第2週を終えて
2018年も早や、上半期が終わろうとしています。近畿地方はなんだか今年はとても涼しい気がします。前回の記事で壁にぶち当たっていると申し上げたとおり、やればやるほど、どんどん伸びていく楽しいフィーバータイムは終了しました。
売上は初めて30日売上が20万を超えてきましたが、突っ込んでいる仕入れの額からすると当たり前の数字で、なんとかノルマ達成という感じです。
早くも、これ以上伸ばせないという限界点に達してしまい、業務効率改善を余儀なくされる期間でした。
在庫100冊の壁 価格改定ソフト導入
現在6月の15日間を終えて売上が127,029円、販売利益が33,000円です。1ヶ月換算すると利益が5~6万円になりそうなペースなので、順調と言えば順調なのですが、早々に限界に達してしまいました。。。
資金さえ投入すれば、要するに仕入をガンガンすれば売上は伸ばせると思っていたのですが甘かったです。在庫が100冊を超えるとポンポンと注文が入って商品が出ていってくれるのはいいのですが、100冊以上の在庫をキープできません。これは完全な壁です。
理由はひとつ。商品登録に時間がかかって仕入れの時間がないからです。私の使える時間がほとんど商品登録に取られてしまって、売れていく分を仕入れで補うのが精一杯で、6月に入ってから在庫を増やせていません。
これはすなわち来月の売上はまったく伸びないことを意味するのでなんだか悲しい感じです。なのでまず、価格改定ソフトを導入することでテコ入れしました。
これはもう導入即効果が現れまして、回転率がめちゃめちゃよくなりました。利益率下がりましたが、僕は最低価格重視派なのでスタイル的にはこれでいいのかなと思います。
「お前アホなんか??」っていうぐらい一気にダンピングしてくる大手にパイルドライバーをしたくなりますが、僕としては流動性の悪い在庫として眠らしておくなら、赤字でも現金にした方が再投資して利益に変えられるので、やむなく追随しています。
損切大事。これは投資と同じ。全勝しなくても10冊中8割で利益出ればOKです。でも金に物を言わせたダンピングは腹立ちます。商売の世界は厳しいぜ。
コンディション説明のジレンマ
自分より価格を下げてくる評価の多い人のコンディション説明を見ると、ものっすっごテキトーですね。
そりゃまあ、それがいいですよ。それで売れるなら。まぁでも評価がほとんどない初心者としては同じやり方ではやっぱり不安になります。
横並びなら実績多い方選びますしね。私が消費者でも。じゃあ差別化するために丁寧に書いてやるわけですが、ひたすら自分が出品してる本の悪口になるっていう。
めちゃめちゃキレイな本なのに謙遜しちゃったりして、コンディション説明はほんとに悩ましいです。
なんせ初期の評価の一撃は強烈ですからね。ひとつでも悪い評価入れられると、クリティカルヒットで瀕死になるのでビクビクしますよ。
とは言っても在庫も100冊になってくると、いちいち愛情込めてコンディション説明してられません。
雛型作って、それにチョコチョコ足すということで業務効率改善を図っているところです。
私もよく中古本買いますが、中古に求められる要素は基本価格ですからね。買う側としては吐くほど臭かったり、触りたくないほど汚れていなければいいんです。読めたら。
ということで、時給を上げるためにも説明してるヒマがあったら仕入することにします。
こんにちはサヨナラこれいくら?
最近は薄利薄利でショボクレた毎日を送っています。高利益本は知識もそうですけど運に左右されるところが多いですよね。今回は僕は実際手に入れてないんですが、とても気になってる本を紹介したいと思います。
人気店に教わる 極上かき氷 推定売価4000~7000円
これね、もう何回も見かけた瞬間にお亡くなりになるので、いい加減覚えました。覚えてても無駄ですね。これからシーズンですし手に入れれば懐が暖かくなることでしょう。かき氷だけど。4000~6000円ぐらいで普通に動いてるんで美味しいですよねー。いったい何が書いてるのか見せてください。
パコと魔法の絵本 ガマ王子対ザリガニ魔人 推定売価25,000~40,000円
これは一体どういうことですか?誰か教えてください。9,000円でスルーしたことがありますが、遥かに高い価値が付いてて後でびっくりしましたよ。
絶版はわかるのですが、どこに対して価値がついてるんでしょう。ほんとに古本の世界は奥が深いです。
まとめ
というわけで2ヶ月目にして40歳超えたサラリーマンみたいに将来が見えてきてしまったので、なんとか現状打破して出世したいと思います。
ひとまず僕の使える時間を勘案すると、この副業の到達地点は月に200冊売って利益が10万出るぐらいなのかなと考えています。
単純に仕入れの数を今の倍以上にしないといけないので、現在いろいろ思案中です。とりあえず、今月は今の販売ペースを保てれればいいのですが。
ワールドカップも観たいしなーってとこです。